初めてお位牌を作成する際、何を基準に選べばよいかお悩みではありませんか?
特別に難しいことはなく、選び方にもさまざま方法があります。
こちらでは、参考例としていくつかご紹介させていただきます。
形や色は宗派などで決まりはございません。
現在お祀りしているお位牌がある場合でも、
必ずしも同じ種類で揃えなくても大丈夫です。
その時々に合った物をお選びください。
現在は種類も豊富なので、故人のイメージなどで新しくお選びいただいてもよいでしょう。
お仏壇でお祀りされるのであれば、ある程度余裕のあるサイズで作成することをおすすめします。
お仏壇に対してお位牌の高さがギリギリになると、窮屈に感じるかもしれません。
また、先祖位牌(例:佐倉家先祖代々之霊位)や水子位牌を一緒に作成するのであれば、故人のお位牌よりも先祖位牌は大きいサイズ、水子位牌は小さサイズにされることが多いでしょう。
お位牌の総高さは種類により異なりますので、各商品ごとの寸法をご確認ください。
複数のお位牌を並べる際は、一般的にお仏壇内の向かって右側を上座として『一番古い位牌(先祖)も含め向かって右から順番に』並べますが、お仏壇の真ん中が上座よりも良い場所とされることもあり『一番古い位牌を中央に、次の位牌を向かって右から順番に』並べる場合ございます。
こちらについては地域により異なりますので、ご寺院様にお伺いするのもよいかと思います。
向かって右から順番に並べる
中央から向かって右の順に並べる
ご本尊と一緒にお仏壇内でお祀りされる場合、お位牌は基本的にご本尊より一段下ろした位置になります。
その際お位牌の大きさは、ご本尊よりも高くならない方がバランスよくお祀りできます。
故人や皆様を見守って頂くご本尊ですので、
お位牌や仏具でご本尊そのものを覆わないサイズが望ましいでしょう。
ただし、段数が少ないお仏壇や小スペースでのお祀りであれば、同じ段に並べることもあります。
同じ段にお祀りする場合は、お位牌の順番と同様に中央または上座にご本尊をお祀りするのが一般的です。
お位牌だけをお祀りする場合や、お写真や骨壺などを一緒に並べる場合は、ご自由に配置を考えて頂いて結構です。スペースに合わせてバランスよくお祀りください。
中央に本尊を両脇に位牌を配置
右に本尊を左に位牌を配置