新しくお位牌を作るにあたり、大きさ選びは重要です。
現在お祀りされている位牌があるかないかによって選び方も変わります。
そのためポイントを押さえておくと良いでしょう。
◎お祀りしているお位牌がある場合
その方との続き柄によって大きさが決まります。一般的にお位牌は、目上の方の位牌より大きくしてはいけないとされています。
例えば、子どもが親の位牌より大きくなってはいけないということです。お祀りされている方が目上の方にあたる場合、新しく作るお位牌は同じ大きさにするか、少し小さくします。小さくした場合、それ以降のお位牌がどんどん小さくなり、寂しく感じてしまうこともあります。その場合には同じサイズで揃えられても、目上の方に対して失礼にはならず、並べた時の見た目も綺麗です。
位牌の注文をする前に、現在お祀りしている位牌の総高さを計っておくと良いでしょう。
◎お祀りしている位牌がない場合
大きさは自由です。まずは、どんな風にお祀りしたいかを決めます。お仏壇を設置してお祀りする場合、お仏壇と一緒にご本尊や仏具とのバランスも考えながら選びます。それ以外でお祀りする場合には、お好みの大きさでお祀りしていただけます。
◎先祖位牌をつくる場合
先祖位牌は特定のどなたかのお位牌ではなく、たくさんいらっしゃるご先祖様のためのお位牌です。そのため、どのお位牌よりも目上にあたるため、お祀りする位牌の中で1番大きくなるようにお作りください。